太歳符

 

太歳年と太歳符とは? 

   太歳」とは「太歳星君」という天体上を12年で1周する木星の神のことです。
  木星は1年で1つづつ(30度づつ)方位盤の各干支を移動し、12年で1周します。
  
「太歳」の方位に当たるのはその年の干支、すなわち「あたり年」の人です。
  「太歳」に当たる年は吉凶が極端に現れるとされています。
  日本でも「あたり年は注意」と言われるのと同じように、中華社会でも
「太歳」に
  当たる人と、「太歳」の対極の干支に当たる人
は「太歳」の災厄を除け、吉祥を
  強める為の対策を取ります。

    2003年の「太歳」に当たる人は 未年生まれの人
    
対極の「太歳相沖」に当たる人は 丑年生まれの人です

太歳符の入手方法
   道教の廟で入手できます。もしくはお手本を見て自分で書きます。
  台湾系の暦の本に綴じ込み付録として付いている場合もあります。
  
入手が難しい場合はこちらのサイトにご依頼ください

太歳符の使い方 
   安奉儀式の手順
  
,旧暦の1月1日か、1月9日(玉皇上帝の誕生日)に、符の前に 3杯のお茶、
    壽金、5種類の果物を供え、3本の線香、ロウソクを焚きます。
  
,そして「弟子 XX(名前) X歳 住所XX因年逢(沖)太歳、拜請値年太歳 路明
    星君 鎮宅, 特於 壬午年 X月X日
(通常は旧暦1月1日か9日か15日)吉日
    良辰, 敬備 清茶果品,金銀財寶, 恭請  値年太歳
路明星君 速速降臨」と、
    唱えます。
     意味は「弟子XX(名前) X歳 住所XXは、今年太歳(沖太歳)に当たります。
    今年の太歳「
路明星君」よ 定位置に治まって下さい。壬午年 X月X日に、
    お茶や果物、金銀財宝を供えておりますので
路明星君よ、早く降りてきて
    下さい」という感じです。
    1年の平安と破邪を符に祈り、壽金を焼きます。本来はこの後、爆竹を鳴らし
    ます
  
,金紙を焼き終わったら、太歳符を安置したい場所に貼ります。
  
,再び三本の線香を焚き、太歳星君に「鎮宅光明」「健康増進」「金運如意」など
    お願いをします 。

  5,そしてその年の年末に当たる旧暦12月24日の午前中に花、果物、お茶、
    壽金を供え太歳星君を拝んで 一年の平安のお礼をし、壽金を焼きます。

    この色で表記してある名称、年号はその年によって変わります。

   2002年の旧暦1月1日は新暦2月12日、旧暦1月9日は2月20日
   
旧暦12月24日は1月26日です

 

 

 

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